この記事は2024年8月時点での情報です。
前回の続きです。今回は私が実践している節約方法を具体的にお話いたします
- 自分にあっているのはキャリアか格安SIMのどちらか
- スマホプランはどの会社を選ぶべきか
- 管理人のおすすめスマホプラン
以下、ハリネズミのハリーと会話形式でお伝えいたします
即効性のある節約術にはどんなものがあるの?
一番手をつけやすいのは携帯会社の変更です。
削減できる金額も大きく、継続性もある。
そして手続きもさほど煩雑ではないので、家計見直しの第一歩としておすすめです!
簡単にできるなら良いね!
おすすめの会社はどこですか?
まずキャリアか否かでわけてみます。
4大キャリア(MNO)のメリットは
・独自の設備を持っているので通信が安定している
・店舗サポートがあり安心
格安SIM(MVNO)のメリットは
・価格が安い
キャリアで料金比較の記事まで飛ばしたい方はこちら
MVNOの記事まで飛ばしたい方はこちら
キャリアの場合
まずはキャリアの中でもどれを選ぶか考えましょう
独断と偏見はありますが、シンプルにしてみました
例をあげてみます
①月10GBくらい使うけど、自分で手続きするのは難しそう→B
②家と職場にWi-Fi環境あり、データ容量を抑えられる。コスパ重視→C
Aの場合 キャリア
データ容量を気にせず使用したい場合は、記事の趣旨からは外れますが今のままキャリアで契約しましょう。
キャリアとはドコモ、au、SoftBank、楽天モバイルのことです
ただし自宅にWi-Fiがあれば、動画をよく視聴するとしても20~30GBくらいには抑えられると思うので、
普段の使い方に検討の余地ありです
大雑把に言うとドコモ、au、ソフトバンクはいずれも無制限で7000円代、同時にWi-Fiやその他のオプションを付けると月額5000円程度まで安くなります。
格安SIMは嫌だけど、3大キャリアよりは安く済ませたいという方は楽天モバイルがおすすめです。
引用元:楽天モバイル公式ページ
プランは一つのみでシンプル、データ容量が無制限の場合は他の3大キャリアよりも圧倒的に安いです。
通話料も込みでこの値段は正直破格です
(ナビダイヤルなど、一部通話料定額の対象外はあります)
ただし、デメリットとしては通信品質が他三社よりも不安定なことがあります
Bの場合 キャリアのサブブランド
auのサブブランドがUQ mobile、SoftBankのサブブランドがY! mobileです。
2社ともキャリアよりは抑えめな料金プランとなっています
現在自分が使っている携帯会社のサブブランドの方が、移行がスムーズかと思います
ドコモにはサブブランドがなく、irumoはプランの一つですが料金的には上記2社の対抗馬です
楽天モバイルはプランを選ぶ必要がなく、データ利用量3GB~20GBの料金が上記の対抗馬と考えます
いずれも店頭での対応が可能です
サブブランドの料金を下げようとすると、自宅でのネット回線加入が条件となってくることが多いです
Cの場合 キャリアのオンライン専用プラン
いずれもオンライン専用プランなため、自分で手続きする必要があります
とはいえ、手続きはそれほど煩雑ではありません
キャリアのサブブランドよりも更に料金が割安なため、個人的にはおすすめです!
デメリットとしては、既に料金が安いため各種割引サービスがうけられないことでしょうか
例:ネット回線と併用しても割引がない、家族割引がない
キャリアの場合~容量別比較
次に容量別でわけてみます。中容量以下ではキャリアは割高なため省いています。
自宅のWi-Fiなどに接続するので、そこまで容量は必要としない→小容量~4GB未満
出先でも音楽を聞いたり動画を見たりをスムーズにおこないたい→中容量~30GB未満
どこでも容量を気にせず使用したい→大容量~30GB以上
大半の人はこれで十分 ~4GB未満
SIM | 容量 | 基本料金 | 割引適用後 | 店舗 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
3GB | 1078円 | 968円 | ◯ | ◎ | |
4GB | 2365円 | 1078円 | ◯ | ◯ | |
4GB | 2365円 | 1078円 | ◯ | ◯ | |
3GB | 2167円 | 880円 | ◯ | ◯ | |
3GB | 990円 | × | ◯ | ||
3GB | 990円 | × | ◎ |
UQモバイル、Yモバイル、Irumoの場合はセット割などが割引条件となっています
無条件で990円になり、LINEアプリのトークと通話はデータ容量を消費しないためLINEMOがおすすめです
楽天モバイルは割引条件は家族での加入、アプリを使用すれば通話料が無料となるのでおすすめです
povoはLINEMOと同じく990円ですが、毎月トッピングを購入する必要があり面倒です
動画や音楽を楽しみつつ料金も抑えたい ~30GB未満
SIM | 容量 | 基本料金 | 割引適用後 | 店舗 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
20GB | 2178円 | 2068円 | ◯ | ◎ | |
15GB 20GB | 3465円 3278円 | 2178円 3278円※1 | ◯ | ◯ | |
20GB 30GB | 4015円 5115円 | 2178円 3278円 | ◯ | ◯ | |
20GB | 2970円 (5分かけ放題無料) | △ (有料) | ◯ | ||
20GB (30日間) | 2700円※2 (2067円/25GBも可能) | × | △~◎ | ||
20GB | 2970円 (5分かけ放題無料) | × | ◯ |
※1 UQモバイルの20GBのプラン(コミコミプラン)について
各種セット割引の対象外ですが、通話料10分無料がついています。
※2 povoは長期間使用する契約(300GB/365日間)では最安で30日あたり25GBを2067円で利用できます
ここからは3社のオンラインプランについて比較し、それぞれどのような方におすすめかお伝えします
携帯会社は毎月変えるようなものではないと思いますので、povoは60GB/90日間で6490円(20GB/30日で2163円)のトッピングで考えるほうが公平かなと思います。(毎月トッピングを購入するのも面倒ですし)
お得なプランがあった時に気軽に会社を変更したい方でも、3ヶ月なら待てるのではないでしょうか。
とにかく月々の支払いを安くしたい→povo
海外に頻繁に行く→ahamo
LINEで動画など頻繁にやりとりする→LINEMO
いざという時に店舗でサポートしてほしい→ahamo
留守番電話を利用したい→povo、LINEMO
ahamoは海外ローミングが無料です。他2社は追加オプションとなっています。
ahamoは留守番電話サービスが利用できません。他2社は追加オプションで可能です。
通話を頻繁にする方でも60GB/90日のトッピングで考えるならpovoが最安です
5分間通話無料 ahamo:2970円、povo:2713円、LINEMO:2970円
通話し放題 ahamo:4070円、povo:3263円、LINEMO:4070円
私は海外にはあまり行かないですし、安さを求めてpovoにしました
LINEで動画をやり取りするのもWi-Fiを利用すれば良いですし・・・
とはいえ、そこまで大きな金額差ではないので、最終的には自分が好きな会社でも良いと思います
容量を気にせず使用したい
SIM | 容量 | 基本料金 | 割引適用後 | 店舗 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
無制限 | 約7300円 | 約5000円 | ◯ | ◯ | |
無制限 | 3278円 | 3168円 | ◯ | ◎ | |
100GB | 4950円 (5分かけ放題無料) | △ (有料) | ◯ | ||
無制限(7日間×12回) 300GB/90日 | 9834円(月3512円) 9834円(月3278円) | × | ◯~◎ |
ここまで大容量で使用し、全ての割引を適用すればキャリアもまだ割安感が出てきます。
しかし、割引に自宅でのWi-Fi契約が条件としてありますが、自宅でWi-Fiをしっかりと利用するのであれば、ここまでの大容量は必要としないでしょう。
楽天モバイルかpovoが値段的にはかなり優位かなと思います。
povoのデメリットは3ヶ月に一度トッピングを購入する必要があるくらいですね
MVNOの場合
MVNO(日本語で仮想移動体通信事業者)とは自社で基地局を所有しておらず、
キャリアに間借している会社です。
一般的に通信品質はキャリアより劣りますが料金は安い傾向があります
かなり会社が多いのでいくつか絞ってご紹介します。
(画像はそれぞれのサイトから引用しています)
①日本通信SIM
シンプルな料金、10GBと30GBのプランは通話料が含まれておりかなり割安です
②NUROモバイル
ソニーグループが提供するNURO光とセットにすることで割引の適用あり
割引なしでも3GB、5GBは割安です。(それ以上だと日本通信SIMの方が安い)
③イオンモバイル
データ消費量がそこまで多くなく、家族でシェアする分にはかなりコスパが良いです
2人でシェア | 3人でシェア | 4人でシェア | 5人でシェア | |
---|---|---|---|---|
追加SIMカード 月額利用料金 | 220円 | 440円 | 880円 | 1320円 |
20GBプラン | 2508円 1人あたり 1254円/10GB | 2728円 1人あたり 910円/6.7GB | 3168円 1人あたり 792円/5GB | 3608円 1人あたり 720円/4GB |
30GBプラン | 3608円 1人あたり 1804円/15GB | 3828円 1人あたり 1276円/10GB | 4268円 1人あたり 1067円/7.5GB | 4708円 1人あたり 942円/6GB |
④ mineo
通常料金は際立って安いわけではありませんが、格安SIMには珍しくパケット放題Plusがあり、データを使い切ったあとの速度が1.5Mbpsとそこそこの速度があります。
ある程度の速度を保ちつつ、使い放題をするには良いですね
管理人の場合
携帯回線はauのオンライン専用ブランド、povo2.0を契約しております
どうしてそこの会社にしたの?
大手三社だったので通信も安定していますし、一番コスパが良かったからです
povoは他の会社と違い月額料金ではなく、トッピングという買い切りのプランです。
私は365日120GBで21600円(月換算10GBで1800円)で契約しています。
(注意) 使いきれなかった容量は期限が来ると消失します。
大手三社で割引なしの場合、月7000円ほどかかるのでかなり安いですね。
以前に楽天モバイルを使用していたこともありますが、地下鉄で圏外になっていたためにpovoに変更しました・・・。
しかし、私が使用していた2022年初頭と違って楽天モバイルはプラチナバンドも獲得しましたし、楽天市場でのポイント付与率がアップしましたので、今のトッピングが終了すれば楽天モバイルに戻るつもりです。
結論
結局一番のおすすめは?
最初にも伝えましたが人によります
ただ全体的に考えるとpovoですね
三大キャリアで通信品質には問題なく、コスパも良いです。
やはり、MVNOでは昼間の通信速度制限など多少気になる可能性もあります
対面でやり取りしなくても、手続きなどにそれほど大きな障壁はありません
自分で手続きできるのであれば、キャリアのオンラインプランがコスパが良く、
トッピング購入の手間のわずかな面倒を許容できれば、その中でもpovoが最もコスパが良いです
まとめです
①対面で手続きしたい→UQモバイル、Yモバイル、Irumo
②キャリアの品質は担保しつつ安くしたい→povo
③とにかく安くしたい→日本通信SIMやイオンモバイル
④通信量は3GB未満に抑えられる→LINEMO
⑤経済圏を意識してお得に使いたい、無制限を安く使いたい
→楽天モバイル
節約したいのであれば、三大キャリアは避けておくのが無難です
容量が足りないのであれば、家ではWi-Fiをしっかり利用するなどスマホの使い方を改めましょう
またいずれ経済圏についての記事も記載する予定です
今回は以上です。お疲れ様でした。
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